2007年02月04日

教員1人1台時代

東京で行われた「教員1人1台時代のICTフォーラム」に参加した。
このセミナーはメディア教育開発センターの堀田先生が中心となってSkyの協力で3年前から行われて来た校内ネットワークに関する研究の流れのひとつ。

いよいよ政府も教員用のPC配布の交付金を出すようになってきたことで、これから3年間は各自治体でも教員用PCの整備が進むと思われるが、実際は交付税措置なので、自治体の理解がなければ整備が進まない。鳥取のような知事がITに理解がある(というより知事が一番わかっている)ところでは、整備するための財政説明も「知事が言っているから」で済むのだが、ほとんどのところは「教員1人に1台整備するほど利用があるのか?」「生徒用PCを使えばいいのでは?」とか言われる可能性が高い。
さらに、整備段階になったとしても、どこまで考えて構築しておくかによって、導入してから担当教員が大変な目に遭う可能性も否定できない。ただ、こちらはすでに個人用PCを学校に持ち込んでいる状態で、それをネットワークに接続したりファイルを共有したりと四苦八苦している学校が多いだろうから、その状況に比べると楽になることの方が多いかもしれない。

そういう微妙な状況を反映してか、今回のセミナーは参加者が多く、100名強を想定していたが200名以上の申し込みがあり、実際190名が参加するという出席率の高いセミナーになった。参加者も担当教員だけでなく、教育委員会・教育センター担当者が3割近くあり、また、管理職の参加者もあった。生徒用PCの時と違い、単なる整備だけでなくセキュリティの問題も絡んでくるので、そこを考える必要があることが徐々に浸透しつつあるなと思った。セキュリティを保つことが学校経営上重要な要素となっていることからも、今後は管理職がしっかり把握していくことが大切だ。

発表時間は10分ほどだったが、全体の内容が濃いものだったのでいたしかたない。
今回の雰囲気を受けて、鳥取県の県立学校のサーバ更新が今年(もしかしたら来年かも?)に近づいているが、活用を含めた内容検討がなされるべきと考える。

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